
カラコンで目が充血してしまったときの対処法
今やオシャレな女子のファッションアイテムとして欠かせないカラコン。
時間が経つのも忘れて遊んでいたら、いつの間にか目が赤く充血していた、なんて経験ありませんか?
大きな病気になる前に、カラコンが原因で充血したときの対処法を知っておきましょう。
レンズを外して目を休める
カラコンの長時間の着用で目が疲れると、充血や目ヤニが出てくる事があります。
カラコンはソフトレンズという種類で、柔らかい素材でできています。
しかし、通常のソフトレンズと比べ、着色されているため厚みや硬さが出ています。
そのため、長時間つけていると、目が疲れやすく充血もしやすい。
充血をしている、と思ったら、とりあえずレンズを外しましょう。
また、レンズで酸素を遮られている場合にも充血が起こります。
レンズを外せば、裸眼で酸素を取り込め、目の潤いも回復できます。
外したらしばらく目を閉じて休めておくのも良いでしょう。
しばらく経っても目がジーンとしみるような感じが残ったり、痛みを感じる場合は眼球に乾燥、キズなどが考えられます。
カラコンは特に目が乾きやすいので、時々外して目を休める事が大事です。
カラコンに使える目薬を点眼
どうしてもカラコンを外せない場合、応急処置として目薬を点眼しましょう。
しばらくすると、充血が少し抑えられるはずです。
しかし、目薬と言っても、どれでも良いというわけではありません。
カラコンにも使えて、装着したまま点眼して良いものを選びましょう。
ドラッグストアには目薬はたくさん種類がありますが、その中でカラコンにも使えて、装着したままでも良いものは品揃えが少ない傾向にあります。
買う時は商品の表記をよく確認してくださいね。
充血専用の目薬液は着色されているので、点眼の際は服などに流れ落ちないように気を付けましょう。
レンズの洗浄
1日使いきりのワンデータイプは、使用後は破棄するか、新しいレンズへの交換を徹底しましょう。
1ヶ月・1年使用タイプの場合は、レンズを外したあとの洗浄など、ケアをきっちり行いましょう。
レンズを清潔な状態に保てば、充血を防げます。いくらファッションや髪型までバッチリ決めて、カラコンでデカ目に盛っても、充血してギラギラの目じゃ台無しですよね。
疲れて少し面倒な時でも、これだけはしっかりやりましょう。
洗浄はレンズを指で優しく押洗いしてよくすすぎ、専用の洗浄液にしばらく付け置きする事。
レンズに付着したゴミや雑菌などで目が充血する原因になります。
一晩付け置きしたら大量のゴミなどが浮いてビックリすることも。
レンズが透明ではない分、細かいゴミには気付きづらいので、こまめに洗浄しましょう。
目の洗浄
レンズの洗浄も大切な事ですが、眼球自体も洗浄すると、充血なども治まります。
目の洗浄をするには、目の周りからスッポリ被せるケースに専用の液を入れて、マバタキをして眼球を洗うというもの。
ドラッグストアでも購入可能です。
専用の液には、美容成分などが入っていて、目の充血にも効果があります。
但し、1回使用した液で逆の目を再度洗浄したりするのは避けましょう。
洗浄した液の中には、目には見えない細菌なども流れでているので、それを使うとかえって充血やカブレなどを悪化・引き起こす原因となります。
また、目の周りに化粧(アイシャドーなど)をしている場合にも使用は避けましょう。
駅の中にラメなどが入り込んで、その中でマバタキをすれば、眼球が傷つく可能性もあり、充血がひどくなる恐れもあります。
コンタクトケア商品全般に言える事ですが、常に清潔でなければいけないということを覚えておきましょう。
レンズの交換
普通のコンタクトレンズは、明かりに透かすように見てみると、レンズのキズを見つけられます。
しかし、カラコンは着色されているのでレンズのキズがわかりづらいものです。
カラコンをしていて目がゴロゴロする、違和感があるといった場合、だいたいその後には、目が充血してきたり痛みを伴ったりします。
目にそういった違和感を覚える原因は、レンズの表と裏が逆のまま装着している・ゴミなどが入り込んでいる・レンズにキズがついているなどが挙げられます。
そのまま装着していれば充血だけでなく、眼球自体にもキズをつけてしまいます。
少しでも変だなと思ったら、または充血や痛みを感じる時は、一旦レンズの使用を中止しましょう。
念のため、カラコンも交換しましょう。ワンデーカラコンであれば予備を1つ常備しておけば、そういった時にすぐ対応できます。
含水率も意識しましょう
コンタクトレンズの商品説明には、含水率というものが記載されています。
これは簡単に言うと、レンズがどれだけの水分を含んでいるかを表します。
基本的に含水率は38%~ 50%ほどが主流です。この値が多いほど、レンズが酸素を通しやすく目に優しいカラコンという事。
充血は目の疲労度合いだけでなく、眼球の乾燥なども影響します。
長時間つけていても乾燥しにくいレンズを選ぶことで、できるだけ充血を防ぐことができます。
まとめ
レンズをつけるといつも充血する場合、そのレンズが自分の目に合っていない可能性があります。
違う商品を検討するのも方法の1つです。