
危険!カラコンの2枚重ねはどうしてNG?
視力が悪い方にとって、コンタクトはメガネを避けるための救世主のような存在。 そしてカラコンは、さらにオシャレを楽しむために必要不可欠なファッションアイテムですよね♪ しかし、カラコンをつけて瞳をキュートに仕上げたいのに、もしも希望のカラコンが「度なし」しか取り扱っていなかったら、どうしますか? 度ありのコンタクトレンズの上から、度なしのカラコンをつけたりしていないでしょうか? 実はこれ、とっても危険な行為! 今回は、コンタクトレンズの二枚重ねがどれだけ危険なことなのか、そのリスクとともにご紹介します。
二枚重ねは絶対にNG!
カラコンを長年使用している方の中には、「おかしいと思ったら何故かレンズが二枚重なっていた!」なんて経験をしたことのある方もいるのではないでしょうか? 前の日にレンズを取り忘れていたり、誤ってレンズを二回つけていた・・・なんてシーンが多いかと思いますが、これは前述した通り、とっても危険な行為です! もちろんそれはカラコンに限らずどんなコンタクトレンズも同じ。 透明の通常レンズを装着した後にカラコンを重ねづけすることは確かに出来ますが、これは目に大きな負担をかけてしまうのです。
酸素不足になるリスク
コンタクトレンズの重ねづけが禁止の理由は、ずばり目に酸素が行き渡りづらくなることです! カラコンに限らず、コンタクトレンズ装着中は瞳に酸素が行き渡り辛い状態。 年々、酸素透過率の良いレンズが増えているとはいえ、裸眼の状態に比べたらどうしても酸素不足になってしまうのは仕方のないことです。 ただでさえコンタクトレンズを使用して酸素不足な瞳に、さらにカラコンを重ねたらどうなるでしょうか? 瞳は黒目から酸素を供給しているので、より酸素を吸収することができなくなり、ますます酸素不足が悪化してしまうのです。
酸素が足りないとどうなる?
瞳に酸素が行き渡らなくなると、乾燥してドライアイを招きます。 ドライアイが悪化すると、カラコンに限らずどんなコンタクトレンズをつけても目がしみたり、しぱしぱしてレンズがつけられなくなってしまうということも・・・! せっかくのカラコンが楽しめなくなってしまっては、元も子もないですよね。
目の病気につながる
レンズの重ねづけは、ドライアイだけでなく重大な病気を引き起こす原因にもなりえます。 重ねづけすることでレンズにズレが生じ、フチで眼球を傷つけてしまうことがあるからです。 「1日だけだから」「数時間だけだから」と安易に重ねづけしてしまうと、目には大きな負担がかかり最悪の場合は失明する可能性もあるので絶対にやめてくださいね。
必ず度ありのカラコンを使うこと!
視力が悪くてカラコンをしたい場合は、絶対に度ありのカラコンを選ぶようにしましょう♪ 自分の目に合う矯正度数をしっかりと眼科で検査して知るようにしてください。 度なしタイプも度ありタイプも、金額に大きな差はありません! コスパ面を気にしている方も、安心してくださいね。
ワンデータイプもオススメ♪
たとえ欲しい色が度なしのレンズしかなくても、絶対に重ねづけはやめましょう。 最近ではカラコンにもワンデータイプのレンズが多数登場しています! 似合うかな?と不安に思う時には、まずはワンデータイプで試してみてください♡ グラムレンズでは、ワンデータイプは10枚入りから取り扱っているので、何日か試してみることで仕上がりのイメージをつかむことができますよ♪
まとめ
いかがでしたか? 今回のコラムでは、コンタクトレンズの重ねづけによる危険性についてご紹介しました。 「ちょっとくらいなら」と安易に重ねづけしてしまうと、思いもよらぬ目の重大な病気を引き起こしてしまう可能性があります。 カラコンを楽しむときには、絶対に自分の度数にあったレンズを使用することを徹底してくださいね。