一日何回まで?意外と知らない目薬の正しい使い方
カラコンに限らず、コンタクトレンズを使用している方は目の渇きを軽減させるために目薬を持ち歩いているという方が多いのではないでしょうか? ドライアイの予防や、レンズのズレ防止のために目の潤いを補給するのは大切ですよね♪ しかし、目薬の正しい使用方法は意外と知られていないもの。 とにかく目が乾いたからといって、目薬をむやみにドバドバとさしてはいませんか? せっかく目薬を使うなら、目のために効率的に使用しましょう♡ 今回は、正しい目薬の使い方についてご紹介します♪
目薬の正しいさし方①一回一滴で十分!
いくら目が乾いたからといって、目薬を何滴もさすのはNG。 目薬は、たった一滴でも十分に目の中全体を行き渡るように作られています。 むしろ、瞼に溜めておける薬剤は限りがあるので必要以上にさすと溢れ出し、目の周りについてただれたり炎症を起こしてしまう可能性もあります。 容器の先が目の中やまつげに触れないよう注意しながら、左右一滴ずつたらすのが正解です。
目薬の正しいさし方②一分間、目を閉じる
点眼後、目薬を全体に行き渡らせようとしてパチパチとまばたきをしてはいませんか? 一見、よく染み渡りそうなこの方法ですが、実はこれもNG! 点眼後にまばたきをすると、せっかくの薬剤が涙と一緒に目頭に溜まって溢れ出てしまいます。 眼球とまぶたの間にはもともと狭いすき間があるので、何もしなくても自然と全体に行き渡るもの。 点眼後は一分程度目を閉じ、薬剤があふれ出ないように軽く目頭を押さえましょう♪ このとき、手に目薬がついたまま目をこすると荒れてしまう可能性があるので、ティッシュで軽く拭き取ってくださいね。
目薬の正しいさし方③一日に何回までOK?
目が乾いたからといって、一日に何度も目薬をさすのは逆効果。 目薬は潤いを補給すると同時に涙の成分も洗い流してしまう作用があり、必要以上にさしてしまうと余計に目が渇いてしまうからです。 市販の目薬ならば、1日に5~6回まで♪ 処方された目薬の場合は、医師の指示に従ってくださいね♡ また、2種類の目薬をさすときには5分以上間を空けてからさすようにしてください。
「目薬貸して!」はあり?
友達が目薬をさしている時、思わず「貸して」と頼んだ経験はありませんか? 反対に、友達に「貸して」と頼まれたことがあると言う方もいるのではないでしょうか。 何気なく行ってしまいがちなこの行為、実はとっても危険です! 目薬の点眼部分が他人の目やまつげにつくと、そこからウイルスや菌が付着して思わぬ病気を招いてしまう可能性があるのです。 目薬は必ず自分のものを使用するようにし、人から頼まれても理由を説明して断るようにしてくださいね。
目薬の使用期限・保存場所は?
目薬に記載されている使用期限は、あくまで未開封の場合の表示です。 一度でも開封した目薬は、市販のものであればたとえ使用期限内でも3ヶ月程度で処分するのがオススメ。 まだ残っているからといって、この期間を過ぎて使用していると目の病気を招いてしまいます。 医師から処方された目薬の場合は、防腐剤が入っていないことがほとんどなので開封後1週間から1ヶ月程度が目安♪ 高温や直射日光を避けて、涼しい場所で保管するようにしてください。 処方される目薬の中には冷蔵庫で保管することが義務付けられている場合もあるので、その際は医師の指示に従ってくださいね。
まとめ
いかがでしたか? 以外と知らない目薬の正しい使い方について詳しくご紹介しました。 カラコン愛用者にとって必須アイテムである目薬。 ぜひ正しい使用方法や注意点を覚えて、目の健康をしっかりと守るようにしてくださいね。