カラコン愛用者必見♪梅雨時期の感染症を防ぐコツ
ジメジメとした気候が続く梅雨の時期。 いつもより身体がダル重く感じたり頭痛を感じやすい方もいるのではないでしょうか? 実は梅雨時期はそうした身体の不調だけでなく、目にも重大な感染症を引き起こしやすい時期でもあるのです。 そこで今回は梅雨の時期に起こりうる目の感染症と、それを避けるために気をつけたいカラコンのケアについてご紹介します。
梅雨時期の気候と注意点
梅雨は当然ながら雨がたくさん降りますが、それと同時に空気がとってもじめじめしていますよね。 これは湿度がとっても高いということ。 冬に比べて肌の乾燥や髪のパサつきは抑えられるかもしれませんが、その分、肌トラブルや髪のうねりなどが気になるようになってきます。 そして、もう一つ気をつけたいのが感染症。 細菌やカビは水気の多いところ、つまり高温多湿の場所を好むので、梅雨の時期には感染症がとっても多く増えるのです。
感染症とは
感染症と言っても、一体どんなものがあるのか分かりづらいですよね。 そこで、ここではカラコンを愛用する皆さんにとって大切な「目」に起こりうる感染症をご紹介します。 普段カラコンを使用する上で気をつけたいポイントは、「手を清潔にする」「レンズの洗浄ケアを丁寧にする」などですよね。 もちろんこれらは一年を通して注意すべきこと。 そして梅雨時期には、これらに加えて意識したいポイントがあるのです。
感染症はどんな時に起こる?
まずは感染症が起こる原因、そして過程をチェックしましょう。 私たちの目の中、つまり眼球の表面は、角膜や結膜、涙によって作られていますよね。 そして、そこにカラコンを装着して瞳を彩り、瞬きをした時のわずかなその隙間から、涙や酸素を交換したり送り込んだりしています。 しかし、梅雨時期にはいつもより細菌が増殖しやすいため、手やレンズに付着する細菌が増えているだけでなく、眼球自体にも傷がつきやすくなっていたり細菌が増殖しやすくなっていたりするのです。 これらすべての要件が組み合わさり、高温多湿な外的要因も相まって感染症を引き起こしやすいということですね。
注意したい感染症①結膜炎
この時期に目に起こりうる感染症として挙げらるのが結膜炎。 感染性の結膜炎は、細菌やウイルスが結膜に感染することで結膜が炎症を起こしてしまう病気です。 涙が目やにが多くなったり、目が赤く充血したりしていたら要注意。また、目に異物感を感じることもあります。
注意したい感染症②角膜炎
角膜炎は、角膜に細菌やカビなどが感染することで炎症を起こしてしまう病気のことです。 角膜というと分かりづらいかもしれませんが、簡単に言うと黒目の部分。 普段は涙で潤い守られている部分ですが、梅雨時期は細菌が増える分、角膜炎になりやすいのです。 角膜炎も結膜炎同様に目の痛みや充血、異物感などの症状ができます。また、まぶたが腫れたり黒目が白くなったりする症状もあるので、気になる方は早めに眼科を受診してくださいね。
感染症を避けるために
梅雨時期の感染症を避けるためには、「手を清潔に保つ」こと。「レンズの洗浄を丁寧に行う」こと。そして、目に傷がつかないよう目をこすったりカラコンの着脱を乱暴にしないという事も大切です。 普段から目をこすりがちな方は、乾燥を防ぐために目薬をこまめにさすなどするとかゆみを防げます。 また、レンズケースに細菌が増殖している可能性もありますので、梅雨時期はいつもより念入りにケースも洗浄することを意識してくださいね。
まとめ
いかがでしたか? 梅雨時期に起こりうる目の感染症についてご紹介しました。 カラコンを安全に楽しく使用するために、ぜひいつもより丁寧なケアを心がけてくださいね。