瞼裂斑って何?充血チェックでカラコンの似合う目元へ
おしゃれのマストアイテム「カラコン」♡ その色やデザイン選びに余念のないカラコン愛用者の皆さんは、きっとアイメイクにも気合が入りますよね♪ しかし、メイクをする前に自分の瞳についてじっくりと見てみたことはありますか? 特に、白目の部分。充血していたり、うっすらと黄色いシミが見えたりしないでしょうか? 白目の綺麗さはカラコン映えにも大きく関わる重要ポイント! 透明感がなかったり濁った白目では、いくらカラコンで瞳を機がざっても美しい目元とは言えません。 そこで今回は、白目できたら危険な黄色い斑点の正体をご紹介します!
黄色い斑点の正体とは
白目が濁っている原因は様々ですが、なんとなく黄色っぽく濁っていたら要注意。 実は濁って見えるのは、小さな斑点の塊かもしれません。 まず、明るい部屋で白目の部分を鏡に映し、じっくりと観察してみてください。 小さな黄シミのような斑点はありませんか? それはもしかすると、「瞼裂斑」かもしれません!
「瞼裂斑」とは
そ瞼裂斑(けんれつはん)とは、前述した通り白目部分に黄シミのような斑点ができた状態のこと。 大抵の場合は目頭側に多く、その大きさや色の濃さは様々だと言われています。 片目だけにできることもあれば、両目にできることもあり、左右で大きさや形状が違うことも。 素人目ではしっかりと見極めることが困難なので、「おかしいな?」と感じた時には瞼裂斑を疑い眼科を受診しましょう。
瞼裂斑の原因①紫外線
瞼裂斑の主な原因は、紫外線だと言われています。 私たちの白目は、下から「強膜」「テノン嚢」「結膜」という3つの膜で重なって形成されていますが、ここに紫外線が当たると、刺激によって一番上の「結膜」が厚くなってしましいます。 黄色いシミとして見えるのは、ズバリこの厚くなった結膜! 紫外線の当たる量や角度によって刺激も異なるので、片目だけにできたり形状が違ったりするのです。
瞼裂斑の原因②コンタクトレンズ
結膜を刺激し厚くさせる要因として、もう一つコンタクトレンズの使用が挙げられます。 コンタクトは目に入れて良い物体といえど、目からすれば異物と捉えられ、使用法を誤ると刺激物になってしまいます。 使用期限を守らず装着したり、ケアを怠って汚れたままのコンタクトを使用してしまうと、角膜が刺激されて厚くなり、瞼裂斑になってしまう可能性があるのです。 もちろん、カラコンも同じこと。毎日カラコンを愛用しているという方は、しっかりとケアをしたり使用期限を守ることを徹底してくださいね。
悪化するとどうなる?
「瞼裂斑」そのものは、あまり重い病気ではないと言われていますが、もちろん見た目的にも濁った白目が美しくありませんので早急にケアすることが必要。 さらに、瞼裂斑は悪化すると他の病気を引き起こす可能性もあるのです。その一つが『瞼裂斑炎』。 「瞼裂斑炎」とは、暑くなった白目のせいで、まばたきをする時に白目とまぶたの内側がこすれて炎症を起こしてしまう状態のこと。 「なんだか最近まばたきをしづらい」「まばたきをすると目が痛い」という時には注意が必要です。 さらに悪化すると、白目が黒目部分にまで侵出してきたような「翼状片(よくじょうへん)」という目の病気を引き起こすことも! 瞼裂斑炎であれば、目薬で炎症を抑える治療を行えますが、翼状片にまで悪化すると手術をしなければならないかもしれません。 おかしいと思った時にはすぐに眼科を受診してくださいね。まとめ
いかがでしたか? 今回は白目が黄色く濁る「瞼裂斑」についてご紹介しました。 カラコンを美しく使用するためにも、カラコン映えする白目を作ることはとても大切です。ぜひ鏡でチェックして、白目の健康状態を確かめてみてくださいね。