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カラコンの保管時は「ブドウ膜炎」に注意しよう

お手軽価格、デカ目効果バツグン、美人に見える、メイクとの相性もバツグン・・・「もう毎日のメイクにカラコンは欠かせない!」という方も多いでしょう。最近では安価で品質の良い物も増えてきて、より使いやすくなってきています。とはいえ、カラコンはコンタクト同様、目に入れる物。きちんと清潔に扱わないと汚れや細菌が繁殖し、大変なことになってしまいます。今回はその中でも最も起こりやすい目の病気のひとつ「ブドウ膜炎」について説明していきましょう。

「ブドウ膜炎」ってどんな病気?

まずは「ブドウ膜炎」とは一体どんな病気なのかということから説明していきましょう。「ブドウ膜」とは、眼の中の脈絡膜(みゃくらくまく)、毛様体(もうようたい)、虹彩(こうさい)の3つのことを指し、ともに「ブドウ」のような色をしていることから「ブドウ膜」と呼ばれています。この「ブドウ膜」が、炎症を起こしてしまう病気のことを「ブドウ膜炎」と呼びます。カラコンでは主に虹彩(黒目の中の茶色い部分)の炎症が起こることが多いため、「虹彩炎」とも呼ばれています。「ブドウ膜」は目の中でも血管が多い箇所で、そのため炎症も起こしやすくなっているのです。

「ブドウ膜炎」の症状は?

「ブドウ膜」は網膜ととても近い場所にあるため、炎症が起こってしまうと網膜に影響を与えやすくなってしまう怖い病気です。「ブドウ膜炎」が炎症してしまうと、蛍光灯や日の光を必要以上にまぶしく感じてしまったり、虫が飛んでいるように見えたり(飛蚊症)、薄く霧がかったように前がかすんで見えてしまうという症状が出てきます。その他にも視力の低下や目の充血などの症状もみられます。それだけではなく、ひどいと目を開けられないほどの痛みが出てきてしまうことも。片方の目だけかかる場合もあれば、両目とも一緒に発症してしまうこともあります。「ブドウ膜」は免疫系の異常が原因で発症するので、症状がひどい場合は目だけでなく全身にも症状が発生します。治りも決して早くはなく、再発しやすい病気のため、繰り返し炎症を起こしてしまうこともあります。視力障害が続いて重症化してしまうなど、本当に最悪の場合は失明に至ってしまうこともある、とても怖い病気なのです。

「ブドウ膜炎」の治療方法は?

「ブドウ膜炎」は、原因の診断がなかなか難しく、特定できないケースも見られる病気として有名ですが、白内障・緑内障・網膜剥離などの合併症が起こりやすい病気でもあるので、とにかく炎症がひどくならないうちに早めに治療することが大切といわれています。診断後、まずは投薬治療からスタート。「ブドウ膜炎」はアレルギー反応が関係している場合が多いので、診断後は基本的に副腎皮質ホルモンを使用した点眼薬や、ステロイド剤などの抗炎症薬、内服薬を中心とした治療が行われます。症状がひどい場合には、即効性の高い注射などが併用されることもあります。症状がひどく、全身にあらわれたりした場合には、入院が必要になることもあります。早めに治療を始めれば数週間で完治することもありますが、発見が遅かったり、症状がひどかったりすると数ヶ月治療を続けなければいけないケースも出てきます。そしてその間はもちろん、カラコン装着は禁止です。

「ブドウ膜炎」を予防するには?

カラーコンタクトには、通常のコンタクト同様に、ワンデイタイプ、2週間使用可能タイプ、1カ月使用可能タイプ、1年使用可能タイプなど、いくつかの種類があります。ワンデイタイプなどの使い捨てタイプの場合は必ず1日でレンズを捨てる。2週間タイプや1カ月タイプのレンズの場合も、決められた期間以上は絶対に使わない。毎日の洗浄や保存方法に自信がない、ちょっと汚れているかも・・・と感じた場合は、期限前だろうがその時点で即使用するのをやめること。コンタクトの衛生管理を徹底すれば「ブドウ膜炎」になるリスクはかなり減っていきます。

他にもいろいろある、目の病気

他にも起こりうる目の病気はたくさんあります。特に、角膜(黒い目)に細菌やカビなどが感染して、炎症を起こす「感染性角膜炎」などはとても怖い病気でもあります。症状は、目が痛い、まぶたを閉じた時にゴロゴロする、白目が充血する、涙が出る、大量の目やにが出る、まぶたが腫れる、黒目が白くなってしまうことも・・・!症状自体は「感染性結膜炎」と似ていますが、これを放置してしまうと黒目の白い濁りや、視力の低下につながってしまうなど、ひどくなると角膜に穴が空いて手術が必要となってしまうこともあります。「感染性角膜炎」は両目ではなく、片目だけに症状が出るのが特徴でもあります。

まとめ

「ブドウ膜」やそれ以外の病気も、きちんと保管をしていないことが原因で起きるケースがほとんどです。コンタクトの管理はきちんとしておくこと、そして、早期で適切な処置が受けられるよう、少しでもおかしいと思ったら眼科などの専門医をきちんと受診しましょう。